おみやげ
- 公開日
- 2011/09/30
- 更新日
- 2011/09/30
職員室から
この物体は、放射線量を24時間体制で測定・記録し、それを文科省へ送信する機器が入っているものなのだそうです。
これを見て、私は、星新一さんの「おみやげ」を思い出してしまいました。結構前に、国語の教科書に載っていたので、ご存知の方も多いかと思います。
原始の地球に降り立ったフロル星人は、将来の地球人のために「宇宙を飛び回れるロケットの設計図」「あらゆる病気を治し、若返ることのできる薬の作り方」「地球人が平和に暮らす方法を書いた本」などをカプセルに詰めて、『おみやげ』として砂漠に残していった。しかし、進化した地球人はその砂漠で核実験を行ったため、「おみやげ」は地球人の手に渡ることなく灰となってしまった。という内容だったと思います。
その当時は、こんなことなんてあるはずがないと思っていたのですが・・・。何とも言えません。(文責 柳沼)