思い出の1ページ

第5回授業研究会

公開日
2015/11/17
更新日
2015/11/17

現職教育

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 10月19日(月)に第5回校内授業研究会が行われました。1年1組の算数『たしざん』の授業でした。一人ひとりが既習事項を活用して、自分なりの計算方法を考え、自分の考えを言葉やブロック、図、式などを用いて伝え合う活動を通して、よりよい計算方法に気付いたり、自分の考えを深めたりする授業の提案でした。授業の始めにスキルアップの時間が設定され、子ども達は10までの補数を元気いっぱい唱えていました。どんぐりを提示したり、条件不足の問題を提示したりして、学習意欲を高めながら、課題をとらえさせました。問題文から立式し、加数が大きい場合の加法計算が本時の課題であることをとらえることができました。課題が提示されると、子どもたちは、どんな考え方で、どのやり方で計算するか見通しをすぐに立てていました。自力解決の場面では、どの子も自分なりの方法、言葉やブロック図、おだんご図、さくらんぼ図、くりあがりタイル図、3つの数のたし算の式などを用いて計算方法をノートに一生懸命書いていました。算数コーナーの既習事項を見ながら、1つ目の計算方法ができると、2つ目の計算方法へと意欲的に取り組む姿が見られました。自分の考えで自力解決できる場と時間が保障されていて、どの子も自分の考えで計算の答えを出すことができていました。悩んでいる児童にはヒントカードで自力解決できるよう支援していました。全体での学び合い・練り上げの場面では、友だちが書いた考えをその意味を読み取って、別の児童が説明し、思考の共有化が図られていました。「まず」「つぎに」「さいごに」などの接続詞を使って自分の考えを表現していました。式や図を指し示しながら、「ここまでいいですか。」と確認しながら説明していました。友だちの考えを分かろうと真剣に聞く態度も立派でした。適用問題を解く場面では、加数が大きい加法の計算「5+9」を念頭操作(さくらんぼ計算)の被加数分解でどの子も計算することができました。授業の振り返りではキラリ「学習感想」で自己評価していました。分かったこと、頑張ったことやもっと知りたいこと、友だちのよさなどを意欲的に学習感想に書いていました。「わたがし」自己評価にも進んで取り組む子もいました。どれも、「はなまる」でした。たくさんの先生方に見てもらえたのが嬉しくてどの子も意欲的に学んでいました。
 指導助言者の学校教育アドバイザーの武藤公夫先生から学び合う学級集団作りや基本的な学習習慣の育成、算数的な活動、数学的な価値について指導していただきました。