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第2回授業研究会

公開日
2015/07/14
更新日
2015/07/14

現職教育

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 7月10日(金)に第2回校内授業研究会が行われました。6年1組の算数『円の面積の求め方を考えよう』の授業でした。一人ひとりが既習事項を活用して自分なりの見方で面責を求め、図、式などを用いて伝え合う活動を通して、自分の考えを深め、友だちとともに学ぶ楽しさを味わいながら、伝え合う力を育てる授業の提案でした。
 課題が提示されると、子どもたちは、既習の図形の面積の求め方を活用して考え、意見を出し合いました。子どもの考えを巧みに教師がコーディネートし、本時に活用できる面積の求め方を分かりやすく可視化し板書し、どの子にも解決の見通しが持てるようにしていました。
 自力解決の場面では、どの子も自分なりの方法を図や式、言葉でノートに一生懸命書いていました。1つの考え方ができると、すぐ2つ目のやり方を考えていました。3つ目のやり方を考えた児童もいました。自分の考えで自力解決できる場と時間が保障されていて、子どもたちは、図や式を使って課題を解決していました。悩んでいる児童はヒントカードで自力解決できるよう支援されていました。
 ペアで自分の考えを伝え合う場面では、自分のノートを見せながら、自分の考えを説明していました。友だちの考えを分かろうと真剣に聞く態度が素晴らしかったです。本気で聞いてくれるから、本気で話せるのだと思いました。聞く・話す、ノートの書き方などの基本的な学習習慣が身についていて、意欲的に伝え合う姿が見られました。しっかりと聞き合うことで自分の考えを広げ深めていました。
 練り上げ・学び合いの場面では、友だちの図を見て別の児童が説明したり、友だちの式を別の児童が説明したりしながら、思考の共有化が見事に図られていました。授業の振り返りでは「わが友」で自己評価していました。分かったことや頑張ったこと、友だちの考え方よさなどを学習感想に書いていました。
 指導助言者の郡山第一中学校長の味原悦男先生から教師のコーディネート力、互いの考えを尊重できる学級経営、子どもたちの基礎学力の高さ、学びの姿について称賛されました。たくさんの資料を用意していただき、算数科における求められる学力や学力向上に必要なこと、研究推進計画の在り方について指導していただきました。