第1回校内授業研究会
- 公開日
- 2015/06/25
- 更新日
- 2015/06/25
現職教育
6月19日(金)に第1回校内授業研究会が行われました。2年3組の算数『3けたの数』の授業でした。一人ひとりが既習事項を活用して、何十、何百の計算の仕方について自分の考えを言葉や図、式などを用いて伝え合う活動を通して、自分の考えを深め、友だちともに学ぶ楽しさを味わい、伝え合う力を育てる授業の提案でした。
課題が提示されると、子どもたちは、自分の考えを、真剣に考えていました。どの子も自分なりの方法をノートに一生懸命書いていました。「はじめに」「まず」「つぎに」「それから」「さいごに」などの接続詞を使って自分の考えを表現していて驚きました。自分の考えで自力解決できる場と時間が保障されていて、子どもたちは言葉や図を使ってたり、立式したり、具体物を使ったりして課題を解決していました。悩んでいる児童はヒントカードで自力解決できるよう支援されていました。
ペアで自分の考えを伝え合う場面では、言葉で自分の考えを説明し合っていました。友だちの考えを分かろうと真剣に聞く態度が立派でした。聞く・話すの基本的な学習習慣が身についていて、意欲的に伝え合う姿が見られました。しっかりと聞き合うことで自分の考えを深めていました。
授業の振り返りでは「わたがし」で自己評価していました。頑張ったことやもっと知りたいこと、友だちのよさなどを意欲的に学習感想に書いていました。授業の終わりを伝えると「えー!」もっとやりたいと声があがるほど学習へ集中して取り組み、意欲的に学ぶ姿が見られました。
指導助言者の学校教育アドバイザーの武藤公夫先生から互いの考えを尊重できる学級経営や子どもたちの真剣な学びの姿や素晴らしい学習習慣について称賛されました。算数科における言語活動の充実、教材分析、指導計画の作成について指導していただきました。また、指導主事の角井先生から課題作りや見通しの持たせ方、自分の考えの表現方法などを指導していただきました。