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第6回授業研究会

公開日
2014/12/10
更新日
2014/12/10

現職教育

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 11月20日(木)に第6回校内授業研究会が行われました。2年3組の算数『かけ算』の授業でした。既習事項を活用して、自分なりの乗法九九の構成の仕方を考え、自分の考えを伝え合う活動を通して、自分の考えを深め、友達とともに学ぶ楽しさを味わいながら伝え合う力を育てる授業の提案でした。
 課題が提示されると、子どもたちは、既習事項を生かし、7の段の九九の構成を『はやく・かんたんに・せいかくに』できる方法を考え、自分なりの方法をノートにすらすら書いていました。たくさんの方法が見られました。自分の考えで自力解決できる場と時間が保障されていて、子どもたちはアレイ図や数直線を使ったり、習った九九を使ったり、かけ算のきまりや性質(交換・分配・結合法則)を活用し、7の段を工夫して作っていました。
 自分の考えを友達に説明する機会を児童全員に確保するため、隣の友だちと話し合う場を設けていました。ペアで考えを話し合う場面では、自分の考え方をノートに書いた図や式を使って伝え合っていました。考えを深める話し合いでは、考えの一部分や式だけの発表から話し合いを始め、自分の考えだけを説明するのではなく、友達の考え方の説明を行わせたりするようにし、友達が見つけた九九の作り方の続きはどうなるのか、この式はどんな考えをもとにしているのか、お互いに説明をし合うことで、友達の考え方を共有するとともに、友達が書いた式を見て、その式の意味を読み取っていました。
 算数に苦手意識をもっている児童に対しては、共感的、肯定的な声かけや全体での活躍の場の設定などの工夫を十分意識して行って、算数の楽しさを味わわせていました。
 まとめる段階では、今日の学習で学んだことを生かして適用問題をすらすら解いていました。授業の振り返りとして学習感想「キラリ」を書き、分かったこと、友だちや自分のがんばりを自分の言葉で文章表現していました。自己評価「わたがし」で「分かったか?・楽しかったか?・がんばったか?・もっと知りたいことは?」について記号で評価していました。キラリを互いに伝え合うことで、学習内容を再確認し、互いのがんばりを認め合い、達成感や充実感、満足感を味わい、次時への学習意欲を高めていました。