第4回授業研究会
- 公開日
- 2014/10/14
- 更新日
- 2014/10/14
現職教育
10月9日(木)に第4回校内授業研究会が行われました。1年1組の算数『たしざん』の授業でした。既習事項を生かして、自分なりの加法計算の仕方を考え、自分の考えを言葉や具体物、式などを用いて友だちと交流することによって伝え合う力を育てる授業の提案でした。
問題が提示されると、子どもたちは、今までの問題との違いに気づき、本時の学習課題「8+3のけいさんのしかたをかんがえよう。」をみんなでつくりました。学習の見通しを立てる段階では、10のまとまりを考える方法として「ブロックを使って」「式をかいて」「言葉で」「さくらんぼけいさんで」などが出されました。「かんたんにはやく、いつでも、せいかくに、いままでのやり方を使った」方法を自分で選択し、自力解決に取り組みました。十分な自力解決の時間が保障されていて、どの子も既習事項を活用し、自分なりに問題解決に取り組んでいました。自分なりの方法をノートに言葉や式などを用いて書いていました。ブロックを操作して考える子もいました。子どもたちは、自分なりの方法で課題を解決することができました。つまずいている児童にはヒントカードで自力解決できるよう支援していました。考えを話し合う場面では、まず、ペアで自分の計算の仕方を伝え合いました。全体での学び合いでは、ブロックの操作やさくらんぼ計算を分かりやすく一生懸命説明していました。最後に「8+5」の適応問題に取り組みました。授業の振り返りでは評価カードに色を塗って今日の授業の取り組みを自己評価していました。どの子も「よくできたマーク」に色を塗っていました。最後まで集中して問題解決に取り組む姿は大変立派でした。