思い出の1ページ

第1回校内授業研究会 「第2学年 算数」

公開日
2017/07/07
更新日
2017/07/07

現職教育

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 6月19日(月)に第1回校内授業研究会が行われました。2年1組の算数『計算のしかたをくふうしよう』の授業でした。一人ひとりが既習事項をもとに、簡単な加法の暗算の計算の仕方を考え、友だちに説明する活動を通して伝え合う力を育てる授業の提案でした。筆算は、既習事項であり、筆算でやれば答えが出せるが、筆算をしなくても、頭の中で数と数をどのように組み合わせれば、「はやく簡単に」答えが出せるかが、めあてであることを確認させたので、見通しを持って、子どもたちは意欲的に課題解決に取り組みました。自力解決の場面では、掲示してあった既習事項の3□の数の加法計算の結合法則などを手がかりに式で答えの求め方をノートに書いていました。自分の考えで自力解決できるように、子どもの考え方を大切にしながら、教師は個別指導をしていました。
 学び合いの場面では、2名の代表の児童が式を使って暗算の仕方を説明し、思考の共有化を図っていました。子どもにとって被加数や加数を分解、合成『何十』たす『いくつ』の加法計算にするのは抵抗が大きかったようでしたが、『10のまとまり』ではなく、『何十のまとまり』をつくることや3口の計算にして何十のまとまりをつくることを友だちの説明から理解を深めていました。ペアで暗算の仕方を説明し確かめ合う場面では、自分のノートの式を手がかりに、計算のk仕方を友だちに説明していました。伝え合うことで学習内容の確認がなされていました。ペアでの伝え合いは、学習内容の定着に有効でした。振り返りの場面では、自作の適用問題を解き、学習内容の確認をし、学習感想を書いた子から、発展問題のスペシャル問題に意欲的に取り組んでいました。
 指導助言者の学校教育アドバイザーの武藤公夫先生から、テンポのよい授業や子どもたちの真剣な学びの姿などについて称賛されました。課題の設定、この単元で身に付けさせたい力、学習内容の数学的価値、評価の視点について指導していただきました。