第6回校内授業研究会
- 公開日
- 2016/11/25
- 更新日
- 2016/11/25
現職教育
11月17日(木)に、第6回校内授業研究会が行われました。6年2組の算数『速さの表わし方を考えよう』の授業でした。
一人ひとりが既習事項をもとに、速さの比べ方を式や言葉、数直線や図を用いて工夫して考え、説明する活動を通して伝え合う力を育てる授業の提案でした。
文章問題を提示し、題意を捉えさせるため、課題文の必要な情報に色別でアンダーラインを引かせ、作業の速さについて考える課題を明確にさせたので、意欲的に解決に向かうことができました。
見通しの場面では、何をそろえれば比較することができるかを既習事項の単位量あたりの考え方を振り返り、「時間をそろえる」「枚数をそろえる」ことに気づき解決への見通しを持つことができました。
自力解決の場面では、数直線を活用し立式し、自分の考え方で工夫して求めていました。一人で2通りの考え方で求めている児童も多く見られました。
ペアで考えを説明し合う場面では、ノートに書いた数直線や式を指し示しながら教えたり、説明し合ったりして、どのように考えたか、伝え合っていました。自力解決できなかった友だちに分かりやすく考え方を教える姿、考えを分かろうと一生懸命聞く姿や互いの考えを比較して話し合う姿が見られました。関わり合いながら、ともに学び合い、高め合う学びの姿がありました。
練り上げ・学び合いの場面では、思考の共有化を図るために「他者説明」を取り入れていました。全体でよりよい考え方を話し合いながら、説明していました。
まとめを自分の言葉で表現することで本時の理解を評価しました。途中まで提示されたまとめの文章の続きを自分なりの言葉でまとめていました。自分の言葉でまとめることは、学習習慣として身に付いていました。適用問題では、教科書の問題をやり終えたら、計算ドリルの問題に意欲的に取り組んでいました。
講師の武藤公夫先生から子ども達の関わり合って学び合える子どもの姿を称賛していただきました。