思い出の1ページ

第3回校内授業研究会

公開日
2016/09/29
更新日
2016/09/29

現職教育

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 9月23日(金)に第3回校内授業研究会が行われました。3年1組の算数『かけ算のしかたを考えよう』の授業でした。一人ひとりが既習事項をもとに、3つの数の計算の仕方を考え、友だちに説明する活動を通して伝え合う力を育てる授業の提案でした。
 問題文の提示では、文章を分けて提示し、続きを予想させたり、問われることを予想させたりしながら、計算に用いる数は3つであること、「ずつ」に着目して2箱分の代金を求めることをとらえさせました。「式に使えそうなものは?」の問いに子どもから「75と5」「75と2」と、「式はできそうですか?」の問いに「75×5」「75×2」「5×2」といろいろな考え方が出てきました。自分なりの見通しを持って、子どもたちは意欲的に課題解決に取り組みました。
 自力解決の場面では、文章を手がかりに式や図や言葉で代金の求め方をノートに書いていました。自分の考えで自力解決できるように、子どもの考え方を大切にしながら、教師は個別指導をしていました。子どもにとって3つの数のかけ算は抵抗が大きかったようでしたが、友だちが黒板に次々と多様な計算方法を書いてくうちに、それをヒントに答えを出していました。
 ペアで考えを説明し合う場面では、自分のノートを見せながら、自分の考えを友だちに分かるように説明していました。友だちの考えを分かろうと一生懸命聞いていました。活発な考えの伝え合いがなされていました。伝え合うことで自分の考えの間違いに気づいて直したり、自分の考えをより確かなものしたりしていて、ペアでの伝え合いは有効でした。
 練り上げ・学び合いの場面では、友だちが書いた式を別の児童がその考えを説明し、思考の共有化を図っていました。
 指導助言者の学校教育アドバイザーの武藤公夫先生から、友だちの考えを説明できる、考えを聴き合える学級力、子どもたちの真剣な学びの姿などについて称賛されました。課題の設定、この単元で身に付けさせたい力、学習内容の数学的価値、評価の視点について指導していただきました