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第2回授業研究会

公開日
2016/09/21
更新日
2016/09/21

現職教育

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 9月14日(水)に第2回校内授業研究会が行われました。1年3組の算数『3つのかずのけいさん』の授業でした。一人ひとりが既習事項をもとに、3つの数の加減混合計算の仕方を考え、友だちに説明する活動を通して、伝え合う力を育てる授業の提案でした。
授業のウォーミングアップでは、元気いっぱいの声で「計算音読」をして、加減法の習熟を図っていました。
 課題提示ではバスに乗って校外学習に行く場面設定をし、計算する必然性を持たせ,大きな挿絵で児童が具体的にイメージ化できるようにしたことで、意欲を持って楽しく問題作りに取り組めました。みんなで問題文を作ったことでスムーズに立式することができ、本時のめあてをどの子も主体的にしっかりとらえることができていました。
 学習メニューを掲示しておくことで見通しを持って子どもたちが意欲的に課題解決に取り組んでいました。教師の子どもの考えや意見を生かしたコーディネイトでどの子も自分のアイテムを選択し、自分なりの方法で計算の仕方を説明しようとしていました。学びの型(文型の活用・既習の算数用語・計算の仕方など)の可視化は、子どもの活用力を高めるのに有効でした。
 自力解決の場面では、ブロックの操作で、絵や図や言葉で説明していました。自分の考えで自力解決できる場と時間が保障されていたので、子どもたちは自分の決めたアイテムで3つの数の加減混合計算の答えをスムーズに導き出していました。計算の仕方の説明では、前時の表現方法を活用して表現していました。
 ペアで考えを説明し合う場面では、自分のスケッチブックやブロック板を見せながら、自分の考えを友だちに分かるように説明していました。友だちの考えを分かろうと真剣に聞く態度も立派でした。活発な考えの伝え合いがなされていました。しっかりと伝え合うことで自分の考えを確かなものにしていました。
 練り上げ・学び合いの場面では、アイテムごとに推薦された子どもが考えを説明し、思考の共有化を図っていました。みんなで考えをまとめました。
 授業の振り返りでは練習問題と振り返りカードで自己評価していました。分かったことや頑張ったことなどを学習感想に書いていました。
 指導助言者の学校教育アドバイザーの武藤公夫先生から互いの考えを尊重できる学級経営、子どもたちの意欲的な学びの姿などについて称賛されました。算数科における求められる学力や学力向上に必要なこと、研究推進の在り方について指導していただきました。