第3回授業研究会
- 公開日
- 2015/10/05
- 更新日
- 2015/10/05
現職教育
9月25日(金)に第3回校内授業研究会が行われました。5年3組の算数『分数と小数、整数の関係を調べよう』の授業でした。一人ひとりが既習事項を活用して自分なりの考え方で答えを求め、言葉、式、図、数直線等を用いながら伝え合う活動を通して、考えを深め、友だちとともに学ぶ楽しさを味わいながら、伝え合う力を育てる授業の提案でした。
課題が提示されると、子どもたちは、既習の計算方法ですぐに立式し、本時の課題をしっかりとらえ、どの子にも解決の見通しを持つことができました。
自力解決の場面では、どの子も自分なりの考え方を数直線や図、言葉でノートに一生懸命書いていました。1つの考え方ができると、すぐ2つ目のやり方を考える子もいました。3つ目のやり方を考えた児童もいました。自分の考えで自力解決できる場と時間が保障されていて、子どもたちは既習内容を活用し課題を解決していました。
ペアで自分の考えを伝え合う場面では、自分のノートを見せながら、自分の考えを伝えていました。友だちの考えを聞いて分かろうと真剣に聞いていました。意欲的に伝え合う姿が見られました。しっかりと聞き合うことで自分の考えを確かめていました。
全体での練り上げ・学び合いの場面では、友だちの図や数直線を見て別の児童が説明し、思考の共有化を図っていました。授業の振り返りでは、分かったことや友だちのよさ、これから頑張りたいことなどを学習感想に書いていました。
指導助言者の研修センターの武藤公夫先生から算数の授業の目的、伝え合いの活動、学習内容の数学的価値について指導していただきました。
授業研究会で見つかった成果と課題を踏まえ、学んだことを一つでも日々の授業に生かし、子どもの学力向上につなげていきたいと思います。