「オレはこの学校を守る」(平成9年度卒業文集より)
- 公開日
- 2013/11/03
- 更新日
- 2013/11/03
その他
学校に保管されている卒業記念アルバムには、緑ケ丘中学校のいろいろな歴史や逸話が残されています。
当時(開校2年目)卒業記念アルバムの中の卒業文集である生徒が書いた文が目に止まりました。以下に原文の一部を抜粋して紹介します。
_________________________________
オレはこの学校を守る
オレがこの学校に来て早何年が経つだろうか。そんなことも忘れてしまった今日この頃です。
思い出してみれば、中学生になった時、入学したところは何とあの宮城中略して宮中であった。そう僕には宮中の時の思い出はほとんど残っていないのである。唯一残っているものがあるとすれば、宮中の同じクラスの友だちがある先生に向かって「ゲ〜ンザブ」と言ったことです。そんあ僕は心の中でささやかに笑った。そんな思い出ぐらいしか残っていない。
そして宮中を去って着いた所は緑ケ丘略して緑中という世にも不思議な所でした。そこには何とまたあの先生が居たのであった。僕は喜びに胸がはじけて飛びそうな気持ちになった。そんな僕も何と一年が過ぎついに三年生となった。これは、僕の実力が認められた、そうに違いないと心の中で叫んだ。
そしてあっという間に月日は流れ、受験という言葉が四方八方から聞こえるようになってきた。話しは変わるが、文化祭ではクラスでビデオ撮りをした。僕はちっぽけな役柄だったが、そんなところは実力でカバーして何とか見事な作品に仕上がった。
そして今僕は、卒業という言葉に一歩一歩近づいて、そして同時に入試というのも徐々に僕に向かってきているのです。
—そしてこの学校はオレが守ると誓った。—
_________________________________