学校生活の様子

「一番満足のいった年」(平成8年度卒業文集より)

公開日
2013/08/25
更新日
2013/08/25

その他

 学校に保管されている卒業記念アルバムには、緑ケ丘中学校のいろいろな歴史や逸話が残されています。
 当時卒業記念アルバムの中の卒業文集である生徒が書いた文が目に止まりました。以下に原文の一部を抜粋して紹介します。
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   一番満足のいった年

 私は中学校三年間があっという間に過ぎてしまったように感じます。特に最上級生として、又緑ケ丘中学校第一期生として過ごしてきた中学三年生という年は、とても短く感じた一年でした。けれど、時が経つのが早く感じるというのは、それだけ充実した生活が送れたのだと思います。自分でも納得のいく一年だったと思います。
 中でも、ずっと入りたかったバスケ部に入部できたことは、とても嬉しくて仕方がありませんでした。宮城中にはバスケ部が無く、小学校三年生からずっとやってきたバスケができなくなって、ずっと後悔してきました。けれど、中学校の最後にたった三ヶ月だったけれど、再びバスケができたのでその後悔はもう無くなりました。バスケ部が設立されたからたった三ヶ月の練習で中体連に出場しろと言われた時には、不安でいっぱいでした。それより、出場したくないという気持ちでした。三ヶ月の練習で出場するなんて、恥をかくだけだと思っていたからです。でも、今は出場して大差で負けてしまっても恥をかいたとは思っていません。それどころか出場して良かったと思っています。三ヶ月で出来る限りの事はしたし、それで十分満足しています。
 部活動の他には文化祭が全力投球でぶかっていけたものだと思っています。文化祭作りには過去二年間も携わってきましたが、実行委員としては初めてでした。それに、今回は何もない状態からのスタートで苦労しましたが、苦労した分やりがいがあったし、クラスの仲間とも協力し合って一つになることができました。今までで一番まとまりがあっていいクラスだと私は勝手に思っています。
 本当にこんなにいい仲間と、やりたいことが成し遂げられて満足の気持ちでいっぱいです。
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