「思い出の修学旅行」(平成8年度卒業文集より)
- 公開日
- 2013/08/04
- 更新日
- 2013/08/04
その他
学校に保管されている卒業記念アルバムには、緑ケ丘中学校のいろいろな歴史や逸話が残されています。
当時卒業記念アルバムの中の卒業文集である生徒が書いた文が目に止まりました。以下に原文の一部を抜粋して紹介します。
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思い出の修学旅行
三年間という中学校生活は、時には長く、時には短く感じられた。その中で数え切れないほどの思い出が出来たことをとても嬉しく思う。中でも、修学旅行は私にとって一番いい思い出になっている。
二泊三日という期間はあっという間だったけれど、いろいろな事を得られた気がする。修学旅行ならではの笑える思い出もたくさんできた。今でも印象に残っているのは、中華街で入ったお店で思いっきりヘマをしたこと。お店に入った時から出てくる時までずっと笑いっぱなしだったのを覚えている。思い出すととても恥ずかしいけれど、いい思い出だなあとしみじみ感じる。
それと、上野動物園のパンダが気に入って、一時間以上もずっと眺めていたのも印象に残っている。今では、自分でもよく飽きずにいられたなあと感心するくらいだけど、あの時は本当に楽しかった。それだけいい時を過ごしていたんだと思う。そういえば、ディズニーランドでカモに指をかじられたなんていう出来事もあったなあ。考えてみると、ごくごく普通のことが、当たり前のようで違うように感じられた。そんな修学旅行だった。本当に楽しかった。多分、この思い出はいつまで経っても忘れられないような気がする。できれば忘れないでいたい。これからずっと・・・。
中学生活、いろいろな事があった。楽しい事がたくさんあった分、辛い事もあった。でも、とても充実している三年間だったと思う。
今までに得た経験や思い出は、自分の中で大切にしていこうと思う。そしてまた、三年間自分なりにしっかり出来たことを良かったと思うし、今ものすごくホッとしている。
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