誇るべきふるさとの和歌
- 公開日
- 2012/05/06
- 更新日
- 2012/05/06
3学年
昨年度「安積山…」の歌を木簡に書く体験学習が行われ、その優秀作品がビッグアイ6階の市民プラザに展示されています。(5月13日迄)
日本最古の歌集「万葉集」の「安積山…」の歌が書かれた木簡が出土し、「安積山…」の歌が平安時代の人々にとって、たいへん重要な意味を持つ和歌であり、古典文学の成立状況を解明するためにたいへん重要な意味を持つことがわかりました。
平安貴族が上流階級で生き残れるか否かの分かれ道が、和歌を嗜(たしな)むことができるか?だったそうです。
そして、和歌を習得する際に必ず学ぶべき歌が「安積山…」の歌であったとか。
光源氏が若紫に自分の想いを伝えるためにも引用したとされ、平安貴族たちは「安積山…」の歌で、微妙な言葉づかいを学んだものとみられています。
采女伝説や「安積山…」の歌に込められた思いを味わうことは、ふるさとを見直す意味でも価値あることだと思います。
現3年生たちが取り組んだ木簡体験学習の優秀作品をぜひ鑑賞してみてください。
文責 中村