昨日1月3日の朝、いつものやさしい笑顔の小泉さんがおいでになられました。
新年のご挨拶をし終えると、小泉さんは冬季期間中止水してあった屋外の止水栓バルブを開け始められた。
まだ三が日で誰もが家でのんびりしているこの時間にいったい何を?
と思っていると
合点がいった。なるほど…!
↓
小泉さんが育てている草花たちに水をやりに来られたのでした。
丁寧に慈しむように、一鉢一鉢たっぷり水をあげていました。
冬休みの期間中は最も日当たりが良く、北風のあたらないこの場所に集め、草花の様子をうかがいながらせっせと世話をしてくださっておりました。
パンジーがまだ小さいうちにつけた蕾(つぼみ)は丁寧に摘み取ることが必要だそうです。
そうすると、葉が盛り上がるようによく茂り、結果的に大きな花をたくさんいつまでも咲かせてくれるそうです。
また、水は毎日適当にあげるのではなく、表面の土が乾いてしおれてしまうギリギリまで水を与えないでおくのだそうです。
そして、その時を見計らってたっぷり水をあげるのがいいそうです。
そうすることによって、水を求めて植物の根の張りが良くなり水を吸収する能力をたかめてやることができるのだそうです。
校舎にはいると、もう萎(しお)れて瀕死の状態の鉢花に水をあげてくれました。
これでもう大丈夫です!と笑顔で作業をされておりました。
3学期には、各教室に配られた鉢花が、ヒーターで温かな教室で美しい花を次々に咲かせてくれることでしょう。
すぐにからしてしまう私は、命を育む極意を小泉さんから教わったような気がいたしました。
命を育むためには、お正月より優先して取り組まなければならないことがあることを実感しました。
小泉さん、
いつも本当にありがとうございます!
今年もどうぞよろしくお願いいたします!
文責 中村