運動会に向けて
- 公開日
- 2017/05/01
- 更新日
- 2017/05/01
3学年
GWが始まり、あたたかくおだやかな毎日が続いています。
校庭の八重桜は満開!泡立つようにふくらんだ花のまとまりが、校庭で運動会の練習に汗を流す子どもたちを、応援してくれているかのようです。
さて、運動会といえば、昔から「騎馬戦」「組体操」・・・激しくぶつかり合う姿が会場を盛り上げる催しです。しかしながら最近は、大きなけがの恐れのある種目は自粛傾向です。
それでも、「本気と本気のぶつかり合い」そんな情熱的な運動会はとても盛り上がるものですね。なんとか、安全に配慮しつつも、本気でぶつかり合う(気持ちの上で)子どもたちの勇姿を、保護者や地域の皆様にお届けできないかと、毎日夕方の職員室では、情熱的な話し合いが続いています・・・
「だるま運びは、持ち手を肩に乗せた方がスピードが出しやすいでしょう!」
「いや、運動会当日に風が強かったら、だるまが子どもの頭を直撃してしまう危険があります!やっぱり、腰の位置が良いと思います!」
「当日の風の強さを見て変更はいかがでしょうか・・・。」
「演技するのは、3,4年生です。混乱してしまうような二重の指導では、当日せっかく子どもたちが本気を出したくても、うまくかみ合わず終わってしまいます。それでは、子どもたちのせっかくの気持ちが台無しでしょう!」
「では、腰の位置で走り、練習で片手でバランスをとれるようなら、片手で持って、もう片方の手は、より速く走るために振ることにしましょう。明日の練習、お世話になります!!」 ・・・
こんな話し合いが繰り返されます。
たかが「持ち方」されど「持ち方」。
たった1つの些細なことが、子どもの安全を守り、本気で勝負し合う土台となるのです。手間暇かかりますが、子どもの一生懸命さを演出する陰ながらの先生方の熱い話し合い。なんだか、とっても素敵な光景です。
子どもたちと先生方の一生懸命な毎日の姿が届き、運動会本番、晴れるといいなと心から願っています。