学校生活の様子

「三年間を通して思ったこと」(平成10年度卒業文集より)

公開日
2015/03/29
更新日
2015/03/29

その他

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 学校に保管されている卒業記念アルバムには、緑ケ丘中学校のいろいろな歴史や逸話が残されています。
 当時(開校3年目)卒業記念アルバムの中の卒業文集である生徒が書いた文が目に止まりました。以下に原文の一部を抜粋して紹介します。
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   三年間を通して思ったこと

 私が入学した時、この中学校は本当に新しかった。”中学校は小学校とは違うんだ。”という気持ちで入学したのに、私服だし、かばんは自由だし、ジャージもないしと中学校入学という感じではなかった。部活動だって、もちろん無いのだから、自分達で何部がほしいかを考えた。ジャージのデザインでさえ、自分達で決めていった。何もかもが無かったから、何もかも自分達で決めた。こんな経験は他の学校だったら絶対にできなかったであろうと思う。しかし、そのお陰で自分達の思うようにできた。これは凄いことだと思う。こんな経験を一生に一回もできない人だっている。私は自分達の決めたこと全てに誇りを持っていきたい。本当は、まだ誇りなんていってもそんなもの少しも持ってはいないが、いつか持てたらという気持ちだ。私の中学校三年間は、とても充実したものだった。私が思うに、私の中学校三年間をつくっていたものは、この中学校だった。他の中学校ではだめだっただろう。だから、最後にこの中学校に向けて”本当にありがとう”とお礼を言いたいと心から思う。
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