「友達はいいね」(平成9年度卒業文集より)
- 公開日
- 2014/06/01
- 更新日
- 2014/06/01
その他
学校に保管されている卒業記念アルバムには、緑ケ丘中学校のいろいろな歴史や逸話が残されています。
当時(開校2年目)卒業記念アルバムの中の卒業文集である生徒が書いた文が目に止まりました。以下に原文の一部を抜粋して紹介します。
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友達はいいね
迷いに迷って「転校」を決意。驚くほど少人数の緑ケ丘中学校へ。
暑い暑い暑〜い夏。転入生として、三の一であいさつ。最初の印象として、おもしろい人多数。プールは、みんなズルして休んだりもせず一生懸命、やる時はやる。多目的ホールでの集会には驚かされた。体育館での選挙は、マンモス校に負けないくらいの候補者。全員に拍手。
秋。秋と言えば、スポーツの秋、食欲の秋、文化。球技大会&いも煮会。練習はいろいろあったみたいだけど、盛り上がってた。前日、友達と買い物に行って、食べ物はおいしい。スポーツと食欲は、大いに満喫。文化祭、私の声はかぜでガラガラ。いつも低いのによけいに低くて、学年の劇で小人の声役の私は、男だと思われていた。
数々の思い出があるが、ここにあげたのはほんの一部だけ。私にとってきっと後からも思い出せるものは以外と小さい出来事かも知れない。昼休みの友達とのバレー。休み時間の友達とのおしゃべり。放課後のバレー。帰り道での内緒の話。テストの日の朝の登校学習。今さらあせっても仕方ないのに、みんなで教科書を広げていたトキ。
そして今、もう二学期も終わりそう。転校してきたのが昨日のことのようだ。これだけ短くてすばらしい時を過ごせたのは、みんなのおかげだ。そのみんなとはもうお別れ。でも、よく考えてみると高校に行ったらまた新しくすばらしい友達がいる。今の友達とも末永くお付き合いしていく。そして、その友達の輪の中に私も居るといい。
中学校入学、クラス替え、転校と生活環境が変化する度に、友達はいいなと思う。それゆえ、これからも大切な友達と仲良く生活していけたらと思う。
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