「この一年間の思い出」(平成8年度卒業文集より)
- 公開日
- 2013/05/04
- 更新日
- 2013/05/04
その他
学校に保管されている卒業記念アルバムには、緑ケ丘中学校のいろいろな歴史や逸話が残されています。
当時卒業記念アルバムの中の卒業文集である生徒が書いた文が目に止まりました。以下に原文の一部を抜粋して紹介します。
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この一年間の思い出
僕はこの一年間がどうであったのかを思い出してみることにした。思い出してみるといろいろなことがあったと思う。
中学校生活の最後の中体連、僕は前から入りたかったバスケ部で毎日一生懸命練習をして試合に臨んだ。試合では負けてしまったけれど、僕はバスケ部の一員として中体連に出られたことを嬉しく思っている。高校に入ってもバスケ部を続けるか続けないか分からないけれど、出られるかどうか分からなかった中体連に出られたというこの思い出は、これから先ずっと僕の頭の中の片隅に多分残っていると思う。
文化祭では、宮城中学校ではやらなかったことがいくつかあった。その中の一つは空き缶で壁画を作ったことだ。実際に作り始めてみるとすごく面倒くさい作業だった。出来上がってあまり上手くいかなかったのかと正直思った。でも、やってみることは悪くないなと思った。もう一つは「火文字」だ。これも何て書いてあるのか分からなかった。学級展示では釣り堀をやった。魚を集めるのはすごく大変だったけれど、すごく楽しかった。合唱コンクールは一生懸命に練習をしてきたのだが、残念ながら優良賞だった。
思い出というものは、思い出してみると切りがないほど思いだしてくるものだということが、実際に思い出してみてよくわかった。嬉しいことや悔しかったこと、恥ずかしかったことなど、本当に切りがないほど思い出してしまう。高校に行ってもたくさんの思い出を作りたいと思う。そして、今までの思い出も一生忘れることはないと思う。
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