学校生活の様子

豊かな響きに磨きが!

公開日
2011/08/21
更新日
2011/08/21

行事風景

緑中の管弦楽部がいま真剣に取り組んでいる曲は、

ドボルザーク:交響曲第8番・第1楽章です。

第1楽章だけで10分以上ありますので、7分というコンクールの制限から一部分を省力しての演奏となります。

管弦楽部の皆さんは、朝早くから基本の練習に始まり各パート練習に根気よく取り組み、11時ごろからの全体練習に臨みます。

この曲を言葉であらわすと
「とにかく、この交響曲は、最初から、ボヘミアのゆるやかな丘陵と河とをもち、薄い明るい緑とセピア色をした大気にとりまかれたおだやかな平原のように、やさしく私たちに語りかけ、親しみ深い話をする音楽である。」
「どこをとってみても、真実の感情があふれるようにみなぎっている音楽の流れ。けばけばしさのない、ほんとうの輝き。どの旋律も、まるで自然の中から、両手で汲みあげてきて、そのまま、そっと五線紙の上に写しおいたかのようなみずみずしさにみちているすばらしさ。」(吉田秀和さんの「私の好きな曲(新潮文庫)」より)

わたしも、この紹介分に出逢って改めて、この第8番の素晴らしさが味わえるようになりました。
また、たくさんの指揮者やオーケストラの名演が動画配信されていますので、じっくり聞いてみることができました。

改めて、管弦楽部の皆さんの一生懸命な取り組みと重なり、この曲が大好きになりました。

管弦楽部の皆さん、それぞれのパートの良さを存分に発揮できるよう、まだまだ暑さは続きますが一生懸命音を磨いてくださいね!

全体を通して聴ける日を楽しみにしています。!(^o^)丿


参考までに
ドボルザーク:交響曲第8番・第1楽章
http://youtu.be/bwfjp1ebxAE
(演奏)東京セラフィックオーケストラ
(指揮)鈴木 隆 さん

こんな名演奏もありました。
http://youtu.be/W5UbrhqdqQE

さらに聞き覚えのある第3楽章も感動です!
第3楽章
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
演奏:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
http://youtu.be/16NX_Fy0wKY

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