今日の給食は、ごはん、じゅう、焼き魚、からし和え、牛乳です。

　「じゅう」は、こづゆの別名で郡山市湖南町の郷土料理です。

　こづゆは、会津地方の代表的な郷土料理です。干した貝柱でだしをとり、まめふ、にんじん、しいたけ、里いもなどを入れて薄味に仕立てた汁物です。こづゆは、貝柱でだしをとることが一番の特ちょうです。お正月やお祝いの席で出されるごちそうです。

　こづゆのもとになったものが会津藩主が食べていた武家料理の「重（じゅう）」というものだったそうです。昔、内陸部の会津地方は、交通の便が悪く、海産物は大変ぜいたくな料理でしたが、交通の発達により徐々に庶民にも食べられるようになったそうです。

　「じゅうがおいしかったよ。ぺろっと食べちゃいました。」とおいしそうに食べていました。　

　給食で、「地域の食材」「旬の食材」「郷土料理」、いろいろな「味」を給食で味わわせています。