10月27日(水)今日の給食
- 公開日
- 2021/10/27
- 更新日
- 2021/10/27
給食室
今日の給食は,八宝菜,肉シューマイ,もやしのラー油あえ,麦ご飯,牛乳です。
八宝菜は,豚肉,イカ,ウズラの卵,白菜,玉ねぎ,ニンジン,シイタケ,タケノコ,チンゲン菜のたくさんの具材の旨味たっぷりで,餡をかけ熱さを閉じ込め,熱々の物をいただくことができます。
肉シューマイは,柔らかく蒸しあがって豚肉の旨味をしっかり感じることができます。
もやしのラー油あえは,モヤシとほうれん草を茹で,胡麻油とラー油で味付けしています。ピリ辛は,少しおとなの味です。
ラー油というと、中華料理というイメージを持つ人が多いのではないでしょうか。実際、ラー油は中国で16世紀から17世紀にかけて作られた調味料です。
中華料理の辛い料理に使う調味料なので、もうちょっと古くからあると思われていたかもしれませんが、比較的新しいのですね。どうして17世紀前後とわかるかというと、ラー油の主原料である「唐辛子」が中国に伝わったのが、その時期だからです。
ラー油の原料の唐辛子は中南米原産で、コロンブスが新大陸を発見(1492年)した後に、ヨーロッパに伝わり、その後、世界中へ伝わっていったのです。日本へは1500年代にポルトガルの宣教師によって伝えられた…という説が有力です。"唐"辛子という名前ですが、中国から日本へ伝わったわけではないのですね。それどころか、中国へ伝わったのは日本よりもさらに後だといわれています。