学校生活の様子

心のコップを上向きに 〜修了式〜

公開日
2019/03/20
更新日
2019/03/20

桑野小の今

 担任の先生から受け取る通知票の最後にある修了証書には、「〇学年の全課程を修了したことを証する」と書いてあります。18文字の短い文ではありますが、この中には子どもたちが、この1年間頑張ったこと、できるようになったこと、うれしかったこと、時には悲しかったこと、つらかったこと・・・ など、全ての思いがぎっしり詰められ、その一つ一つが子どもたちの成長につながっているものです。

 さて、式では、はじめに児童を代表して5年生の阿部さんに修了証書を手渡しました。その後、私より次のような話をしました。

 『 みなさん、今日は一年間の修了おめでとうございます。以前「心のコップ」という話をしました。(ポケットからコップを出して)今、みなさんの心のコップは上に向いていますか、それとも(下を向けて)このようになっていますか。5年生は、6年生からバトンを引き継ぎ、4月から桑野小の最高学年として活躍しますね。集団登校では、5年生を中心とした班長が、下級生のお世話を頑張っています。そうじの時間でもそうですね。1年生から4年生も、今の修了式の整列の仕方、話の聞き方、そして元気な返事を聞いても「心のコップ」がたくさんの学びであふれそうですね。
 さて、4月から新しい学年がスタートします。また、平成という1つの時代が終わり、新しい時代へと変わります。4月からも「心のコップ」を上向きにして、成長の足跡をたくさん残していきましょう。そして、皆さん一人一人がすてきな1年を送れるようにしていきましょう』