すてきな子どもたち
- 公開日
- 2018/07/10
- 更新日
- 2018/07/10
6年生
7月8日の日曜日、全国小学生陸上競技交流大会福島県選考会が福島市で行われました。大会への出場権を得た本校の8名の子ども達の素晴らしい活躍でした。
80メートルハードルに参加していた3名の子どもたち、そして、走り高跳びのAさん。競技を終えて戻ってきた時の表情はとても満足した顔でした。全力を出し切って楽しんで参加したからなのでしょう。
走り高跳びに参加したBさん。学校での練習では、1メートル20を何回もとんでいました。当日は1メートル20を2回目で成功し、そして、1メートル25を最後の力をふりしぼって3回チャレンジしました。今までの成績やBさんの実力からして、入賞は間違いないと思っていました。しかし、当日は、いつものような伸びがなく残念ながら入賞はかないませんでした。
曾野綾子さんは、「絶望からの出発」の中で、長男がレギュラーになれず、「チクショウ、チクショウ」といいながらも勝者をほめ称えていることを書いています。そして、スポーツによりサラリとした心を身につけ、受験にもくじけない耐性を育てることになったと述べています。スポーツには勝敗はつきものですが、勝敗ばかりに目が向いてしまうと一番大事なものが、育てなければならないものが見えなくなってしまうからです。本校の子どもたちの姿はそのことを教えてくれたような気がします。