食育通信「マイ弁当の日」〜お弁当作りから学ぶこと〜
- 公開日
- 2020/12/03
- 更新日
- 2020/12/03
お知らせ
先日は「マイ弁当の日」並びにアンケート記入にご協力いただきまして、誠にありがとうございました。
生徒の感想を見てみると、お弁当の計画から実際にそれを形にすることで、お弁当を作ることの難しさや、お弁当を作ってくれる「親の偉大さ」に気付くきっかけになった生徒が多かったようです。
おうちの方のアンケートもまた、お弁当作りを通じて、「こんなに自分の子どもが料理できるんだ」と、記入欄をはみ出るほどたくさんの感想をいただいた方が大勢いらっしゃり、子供の成長に感激されていたようでした。
ただ中には、「一日だけなら…とても良い企画です」「朝は大変忙しいです」「正直、迷惑です」と率直なご意見もいただきました。貴重なご意見ありがとうございます。
本心を聞いてみたいということで、保護者の方に直接お話を伺う機会がありましたので、少し聞いてみました。
すると、「正直、朝はちょっと面倒だと思いました」「お弁当作りの細かな計画書やアンケートがない方が取り組みやすい」など、貴重なご意見をいただきました。
お弁当作りは本来、冷蔵庫にあるもので作ったり、昨晩のおかずを残しておいて詰めたりと、毎日細かく計画を立てて行うものではないですものね。お母さんの貴重なお話でした。今後の参考にさせていただきたいと思います。
でも、「普段息子が一緒に買い物に行くなんて考えられないのに、一緒に買い物するきっかけになって嬉しかった」など、「面倒」という気持ちを上回るような収穫がやはり多かったようです。
一つのお弁当作りから、たくさんの学びを感じられました。
「口は出すけど、手は出さず。」
面倒かもしれませんが、中学生の成長には、大人の「我慢」が必要かもしれませんね。
【お知らせ】にアンケート結果をいくつか掲載させていただきましたので、各ご家庭のお子さんのお弁当作りの様子をご覧いただき、家庭での会話の一つにしていただければと思います。
今後もご協力のほど、よろしくお願いいたします。食育担当からのお話でした。
「マイ弁当の日」感想(生徒・おうちの方)
「マイ弁当の日」アンケート集計結果(グラフ)