「中学校生活最後の文化祭」(平成10年度卒業文集より)
- 公開日
- 2015/03/15
- 更新日
- 2015/03/15
その他
学校に保管されている卒業記念アルバムには、緑ケ丘中学校のいろいろな歴史や逸話が残されています。
当時(開校3年目)卒業記念アルバムの中の卒業文集である生徒が書いた文が目に止まりました。以下に原文の一部を抜粋して紹介します。
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中学校生活最後の文化祭
1998年11月1日、僕にとって決して忘れられない出来事があった。文化祭である。
その朝、僕はいつもより早く目が覚めた。やはり今日のことが気になるのだろう。責任や自覚などのことが、委員長として・・・。
僕は、これまで一意専心の心で活動に取り組んできました。主に全体の運営を行い、決められた仕事を放課後遅くまで学校に残り責任を持ってみんなと頑張ってきました。最高の文化祭にできるように。
そして、文化祭が始まり、僕は忙しく学級展示などは見られなかったが、後で友達に聞いたら「おもしろかった。」などと言われ、自分なりにとても嬉しいような、とても惜しいことをした気分になった。
文化祭もフィナーレになり、花火が打ち上げられた。その花火も散り、文化祭が終わると自分の役目も終わった。最高の文化祭だった。ただ心に残ったのは、文化祭を最後まで責任を持ってやった達成感と言葉では表せない「嬉しさ」だった。
この話が一番僕の心の中に残った最高の文化祭である。
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