「青春」(平成10年度卒業文集より)
- 公開日
- 2015/03/07
- 更新日
- 2015/03/07
その他
学校に保管されている卒業記念アルバムには、緑ケ丘中学校のいろいろな歴史や逸話が残されています。
当時(開校3年目)卒業記念アルバムの中の卒業文集である生徒が書いた文が目に止まりました。以下に原文の一部を抜粋して紹介します。
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青春
毎日毎日僕は放課後、汗の染みこんだ剣道の防具を身にまとい人と戦っていた。
試合中は神経を集中し、間合いを考え相手の気を探り自分の力を出し切った。相手が恐く見えて戦うのが嫌になる時もあった。だが、みんなが支えてくれた。大きくて恐い相手も笑いでごまかして小さな体で戦ってくれた。
今はもう引退してしまったせいか剣道が懐かしく思える。
笑いながら練習した日
小手の臭さを競い合った日
練習の終わった後、自分の肉体を見せ合ったり、腕相撲をして着替えるの遅くなり先生に怒られた日
力が足りなくて試合で勝ち進むことができなくて悔しかったが、みんなに励まされ笑って送れた放課後を、僕は一生忘れないでいたい。
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