学校生活の様子

「私の大切なもの」(平成9年度卒業文集より)

公開日
2015/02/15
更新日
2015/02/15

その他

 学校に保管されている卒業記念アルバムには、緑ケ丘中学校のいろいろな歴史や逸話が残されています。
 当時(開校2年目)卒業記念アルバムの中の卒業文集である生徒が書いた文が目に止まりました。以下に原文の一部を抜粋して紹介します。
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   思い出をいつまでも

 私は人生の半分以上悩み続けたことがあります。それは体が大きいことです。これには本当に心の底から悩みました。小さな行動も全部目立ってしまい、運動会の目印にされるし、可愛らしくも何ともありません。他に悩むべきとはたくさんありました。勉強も大して出来なかったし、スポーツは特に駄目でした。体が大きいくせに何も出来ない私は、これこそ”ウドの大木”です。こんな私が悩みながらも、今まで楽しく学校に通えたのは友達のお陰でしょう。一緒に遊んだことを思い出すと、とても懐かしい気持ちになります。今は中学生になったので、みんなも大きくなり私は余り目立たなくなりましたが、いざそうなってみると案外淋しいものです。でも、私の小さい時かずっと望んできたことなので、とても喜ばしいことです。今私の仲良くしてくれる人は、みんな素朴でよい人ばかりです。これからも仲良くしていけたらなと思っています。
 緑ケ丘中学校の話になりますが、私はこの緑ケ丘中学校での2年間いろんなことに頑張れたました。何でも頑張れる環境をつくってくれた先生方に感謝しなくてはいけません。私は、2年生の時、学校の帰り道を歩いていたら、カエルの鳴き声がするのでキョロキョロしていたら、草の茂みから仔猫が出てきました。それはもう可愛らしく、私は直ぐ家に持って帰りました。今はもう我が家に猫はいなくてはならない存在です。家族なのです。緑ケ丘中学校に通っていなかったら、猫は家族にならなかったでしょう。中学校に感謝しなくてはいけません。
 私は、これからの人生、友達や猫を大切にしていきたいと思うのです。
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