学校生活の様子

「私の三年間」(平成9年度卒業文集より)

公開日
2014/12/21
更新日
2014/12/21

その他

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 学校に保管されている卒業記念アルバムには、緑ケ丘中学校のいろいろな歴史や逸話が残されています。
 当時(開校2年目)卒業記念アルバムの中の卒業文集である生徒が書いた文が目に止まりました。以下に原文の一部を抜粋して紹介します。
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   私の三年間

 中学生になってからもう三年が過ぎようとしている。長いようで短くて、まだ信じられない。一年生の頃は、中学三年生というともう大人で遠い存在に思えた。それなのに、もう中学を卒業しなくてはいけないなんて、信じられない。三年間なんて、あっという間なんだなと思った。特に、三年生の一年間はとても早い。この前まで、暑い中だらだらとアイスを食べて扇風機の前で寝っ転がっていたのに。時が過ぎるのが早すぎて不思議な感じがする。短かった三年間だけど、振り返ってみるといろいろなことがあったような気がする。
 一年生の時はまだ宮城中学校に通っていた。その頃、私は学校までの細い坂道を自転車を引きながら上るのが嫌いでたまらなかった。夏とかはよくでっかいカエルとかヘビがいたし。それに、あの坂を自転車で下りて転んで泥だらけになって学校に行ったことがあったので、宮城中までの道のりがとても嫌だった。だけど、今ではそれも”いい思い出”になっていて、変な感じがする。
 中学校では、いろいろな思い出がつくれてよかった。私にとって、緑ケ丘中学校に通って勉強することは日常のことだったけど、もう少ししたらそのことが日常ではなくなってしまうので、あとの時間を大切にしなくてはいけないと思った。
 私には、まだ将来の夢とかがはっきりしていなくて、未来の自分がまだ見えないでいるけど、これからいろんなことを経験して、早く自分の夢を持てたらいいなと思う。そのために、今までよりいろんなことに頑張れるようになりたい。
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