学校生活の様子

「私にとっての三年間」(平成9年度卒業文集より)

公開日
2014/05/06
更新日
2014/05/06

その他

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 学校に保管されている卒業記念アルバムには、緑ケ丘中学校のいろいろな歴史や逸話が残されています。
 当時(開校2年目)卒業記念アルバムの中の卒業文集である生徒が書いた文が目に止まりました。以下に原文の一部を抜粋して紹介します。
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   私にとっての三年間

 中学生になって、時が経つのを早く感じるようになった。毎日が、本当にあっという間で忙しかった。いろんなことがあって充実していた。今思えば、大変だったことも辛かったことも、悲しかったことも、悔しかったこともとてもいい思い出になったと思う。
 一年の時、生まれて初めて宿題以外の勉強をした。テストのために。でも、テスト前日に病気になり、テストを受けることができなかった。あんなに悔しかったのに、今ではもう笑い話だ。
 二年の時、初めて選挙に立候補した。その時も、数日前にかぜを引き、いろんな期限に追われて大変な思いをした。演説も死ぬかと思うぐらい、ドキドキした。でも、それ以上に結果待ちの数日間の方が緊張していたと思う。
 三年と時は様々な行事があった。一・二年の時も行事は同じようにあったけど、三年生にとっては全てが最後なので、やはり意気込みが違った。修学旅行の時は何をやっても楽しくて、注意されても平気だった。もっとみんなと一緒に居たくて、帰るのが嫌だった。これからも最高の思い出として忘れたくない出来事の一つだろう。
 生徒会の仕事はたくさんあって充実していた。でも、生徒会の一員として役割を果たせていたかどうかは、あまり自信がない。私は書記だったが、字が下手だったから。でも、やっぱり生徒会で何か仕事をすると知ると、いつもワクワクしていたし、楽しかった。
 この三年間で、私は昔以上に積極的になれたと思う。いろんな仕事がダブってしまい、忙しすぎる時もあったけれど、たくさんの人に助けてもらって何とかやり遂げることもできた。悔いの残らない、すばらしい三年間を送れたと思う。それに、この三年間で知り合えた人たちとこれからも接点を持ち続けていたいと思う。
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