「忘れられない日々の思い出」(平成9年度卒業文集より)
- 公開日
- 2014/03/09
- 更新日
- 2014/03/09
その他
学校に保管されている卒業記念アルバムには、緑ケ丘中学校のいろいろな歴史や逸話が残されています。
当時(開校2年目)卒業記念アルバムの中の卒業文集である生徒が書いた文が目に止まりました。以下に原文の一部を抜粋して紹介します。
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忘れられない日々の思い出
九年間の義務教育を終えて、私は嬉しいような悲しいような、そんな気持ちでいっぱいです。毎日は、嬉しいことや楽しいことばかりではありませんでした。辛い時も嫌な時もありました。でも、やはり思い出というのは、楽しいことばかりが頭の中をよぎります。そんな楽しい思い出をつくれたのは、緑ケ丘中学校ででした。特に、三年生になってからは、一日一日がとても早く過ぎてしまって、楽しい思い出もすぐ忘れてしまうほど早く過ぎていきました。私は、そんな生活の中で印象深いのは4つあります。
1つめは修学旅行です。バスの旅は長かったけれど、いろいろな所で楽しい思い出がたくさんできました。
次に、サンサンと輝く太陽の下でやった校内陸上大会です。学級対抗とあって、スポーツが得意な人が多い三年一組は、何とトロフィーを3つもとってしまいました。他の学級には悪いけど、最高の気分でした。
3つめは球技大会です。私はフットベースボールチームでした。優勝を目標に毎日辛い練習に耐えてきましたが、本番の一回戦から優勝チームと当たり、負けてしまい悲しかったことを覚えています。
最後、4つめの思い出、それは文化祭です。何と言ってもPrimary Liveは最高でした。2〜3週間前からとても辛い練習が続き、勉強する暇なんてありませんでした。でも、練習したかいがあり、ダンスは成功しました。と、このように私の思い出は、どれもこれも忘れられない思い出ばかりです。思い出というのは楽しいことばかりではありませんが、私はみんなと一緒につくった、もう戻ることのできないあの瞬間、あの思い出を、私は心の中に焼き付けておきたいと思います。今まで楽しく過ごせた日々をありがとう。そして、さようなら中学校生活、またどこかで会おう緑ケ丘中が酷で過ごした仲間たち。
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