学校生活の様子

「三年間の思い出」(平成9年度卒業文集より)

公開日
2014/01/26
更新日
2014/01/26

その他

 学校に保管されている卒業記念アルバムには、緑ケ丘中学校のいろいろな歴史や逸話が残されています。
 当時(開校2年目)卒業記念アルバムの中の卒業文集である生徒が書いた文が目に止まりました。以下に原文の一部を抜粋して紹介します。
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   三年間の思い出

 中学校に入学したばかりの頃は、とても不安でした。しかし、あっという間に過ぎてしまった三年間でした。私たちが一年生から二年生へとかわると同時に、学校も宮城中学校から緑ケ丘中学校へとかわりました。
 緑ケ丘中学校は、できたばかりの新しい学校で球技大会や芋煮会、文化祭、校内陸上大会などの行事が一からのスタートでした。その中で私たちにとって中学校生活の最後の文化祭は、とてもいい思い出です。学級でビデオを作ったり、学年劇などみんなで協力して楽しくできたりしたことで、協力することや友だちの大切さを知ることができました。他のたくさんの行事の中でもそうです。その中、球技大会がありました。クラスが一致団結しバレーチームが優勝をおさめることができました。この時の喜びは、多分高校へ入っても大人になっても忘れないと思います。
 こんなに楽しいことの中にも、辛いことや悲しいことがありました。しかし、そのような辛いことなどがあっても中学校生活が楽しかったと思える自分がとても不思議です。多分それは、明るい友だちが支えてくれたことで私にとって辛いことや悲しいことを、忘れさせてくれたのだと思います。
 これからも今の友だちを大切にしていきたいです。
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