学校生活の様子

「君がいるから僕がいる」(平成9年度卒業文集より)

公開日
2013/09/29
更新日
2013/09/29

その他

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 学校に保管されている卒業記念アルバムには、緑ケ丘中学校のいろいろな歴史や逸話が残されています。
 当時(開校2年目)卒業記念アルバムの中の卒業文集である生徒が書いた文が目に止まりました。以下に原文の一部を抜粋して紹介します。
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   君がいるから僕がいる

 最近、「卒業」「受験」という言葉を聞いて、ああ・・・もうこれで、みんなと過ごすのは最後だって思うようになったんですよ。思ってみれば、この9年間(小学校→中学校)義務教育は長いなって。あまりに長かった、長過ぎた。でも、この中学校生活3年間は、光のように過ぎて行ってしまいましたね。その光の中で僕はどれだけ成長したでしょうか。学級委員長、書記、会計、選挙管理委員、実行委員長などなどなど・・・。本当に大変でしたが、予想以上にやりがいのあるものでした。学級委員長では、学校中の先生方が見に来た研究会のための授業参観—学活の「話し合い」。2年連続やった選挙管理委員会。極めつけはジャンケンで負けた文化祭実行委員長。(これは内緒ね)やっぱりやりがいがあるということは、それだけ大変だったからでしょうかね?やりがいのある分、自分達で目標が定められるんです。「じゃ、次はあそこの山越えて、何が見えるか行ってみよう」って。この学校はまだ新しいです。過去に誰かが登った山じゃない分、気持ちのよさも大きいですよ。
 この3年間の記憶はきっと忘れないと思うんです。いえ、記憶じゃなく思い出ですね。「記憶」って、頭の中から無理やり引っ張り出すから形が変わったり、失ってしまったりするんじゃないですか。だから、この3年間は絶対忘れることのない僕とみんなとの思い出だと思うんです。
 今の僕がいるのは、この3−1、3−2がなかったら、きっと大きく違っていたと思うんです。みんなかけがえのないたった一つの思い出を持っている友達なんです。これからみなさんと離れてしまうのが、とても寂しいというか何というか・・・。とにかく今まで本当に心から「ありがとう」と言いたいです。
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