「未来と過去の扉」(平成8年度卒業文集より)
- 公開日
- 2013/09/01
- 更新日
- 2013/09/01
その他
学校に保管されている卒業記念アルバムには、緑ケ丘中学校のいろいろな歴史や逸話が残されています。
当時卒業記念アルバムの中の卒業文集である生徒が書いた文が目に止まりました。以下に原文の一部を抜粋して紹介します。
_________________________________
未来と過去の扉
中学生。その名の通り子供以上大人未満の私は三年間がとても長いようで、短い時だったような気がする。そして、いろいろな面で自分がとても強くなったと思う。これらの何もかも全ての始まりは中学生の瞬間から、見えてきた光の扉が語りかけてくれたことからかもしれない。今から光の扉の過去と未来について見てみよう。
過去を開くと、数え切れない程の思い出たちが一つずつ残っている。辛かったこと、涙が流れたこと、楽しかったことや嬉しかったことが今では全て美しい思い出の一つとして輝いている。中でも中学生(今現在)の思い出が一番鮮明に見えるが、今が鮮明に見えても頭の中のシナプスが切れてしまったら無意味となる。いや、そうではない。それは新しい思い出との交代であって、決して無意味にはならないと思う。
次に未来の扉を開くと、そこには無限に広がる空間と明るい光が見える。それは、未来への絶望や希望、現実・空想などが示されているのではないだろうか。けど、この先の未来は誰にもわからないから、私は大きな希望・願望をたくさんつめこんでいっている。
中学校三年間はあと少しで終わりを告げてしまうけれど、過去の扉の中では残り少ないこの時を、たくさんつめてほしいと言っていると思う。未来の扉は無限に明日を考えていると思う。この次扉を開く時はいつだろうか。それまでたくさんの事をつめこみたいと思う。最後に、この2つの扉は誰の心にも存在し輝いているのはないだろうか・・・。
_________________________________