「三年生での思い出」(平成8年度卒業文集より)
- 公開日
- 2013/07/21
- 更新日
- 2013/07/21
その他
学校に保管されている卒業記念アルバムには、緑ケ丘中学校のいろいろな歴史や逸話が残されています。
当時卒業記念アルバムの中の卒業文集である生徒が書いた文が目に止まりました。以下に原文の一部を抜粋して紹介します。
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三年生での思い出
私のこの一年間は、あっという間に過ぎてしまったような気がする。ついこの間、修学旅行に行ったばかりだと思っていたが、気がつくともう入試直前になってしまっていた。それは、この一年間がとても楽しくとても充実していたからだと思う。
私にとってこの一年は何事にも一生懸命になることができ、いい思い出をたくさん作ることができた一年となった。中でも文化祭での合唱祭が心に残っている。
合唱祭では放課後も練習し、クラスの一人一人が本当に一生懸命になっていた。そのかいがあってか、歌は日に日に上達し本番では納得いくように歌うことができた。結果は出せなかったが、一日一日の練習の過程がとてもいい思い出となった。
その他にも、三年生での一年間で中体連、開校式典などの行事がたくさんあった。
陸上、駅伝の中体連では、三年間の中で一番いい記録を出して終わることができた。結果を出すことはできなかったが、これも今思い返してみるとよい思い出になったと思う。
こう思い返してみると、今年一年間で楽しいことがたくさんあった。一、二年生の時と同じことをしているのに、三年生の一年間がこんなに楽しく充実したように感じたのは、卒業という言葉が目の前にあったからだと思う。こう考えると、卒業するのが嬉しいような悲しいような気がする。
これからも、後から振り返って満足できるようないい思い出をたくさん作りたいと思う。
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