「部活動」(平成8年度卒業文集より)
- 公開日
- 2013/07/13
- 更新日
- 2013/07/13
その他
学校に保管されている卒業記念アルバムには、緑ケ丘中学校のいろいろな歴史や逸話が残されています。
当時卒業記念アルバムの中の卒業文集である生徒が書いた文が目に止まりました。以下に原文の一部を抜粋して紹介します。
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部活動
僕が一年生になったとき、部活を何に入ろうか迷った。訳はサッカー部がなかったからだ。小学瀬の時はサッカーをやっていて、本当はサッカー部に入りたかった。だから僕は卓球部に入った。そして、一年、二年が過ぎ三年生になった。この学校はまだ部活が一つもなく部活を作ることから始まり、何度かアンケートをとった末、部活ができた。僕はサッカー部ができないと思っていたけれど、できたのでとても嬉しかった。
サッカー部が活動し始めたのは五月頃で結構遅かった。人数は少なくて十六人。僕はちょっと不安だった。それは、一年、二年とサッカーをやっていなかったので上手くできないかもしれないと思ったからだ。最初の練習の時に雨が降った。僕は雨が降ったので不吉な予感がした。練習と言ってもサッカーゴールはないし、校庭は石がいっぱい転がっていた。それを整備するのはとても大変だった。
中体連が近づいてきてもゴールが来ないので小学校の校庭で練習をやった。練習試合では僕らのチームは一度も勝てなかったが、あまり差を付けられない試合ばかりだった。僕は練習を一生懸命やった。
そして中体連の日、僕らの相手は日和田中学校だった。試合は一生懸命やったが一ヶ月位しか練習していないので、負けてしまった。僕は三年生になって好きなサッカーをし、試合ができたのでとても嬉しかった。高校に入ってもできればサッカー部に入り、サッカーをやりたいと思う。
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