学校生活の様子

「長距離を走ってきて」(平成8年度卒業文集より)

公開日
2013/06/30
更新日
2013/06/30

その他

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 学校に保管されている卒業記念アルバムには、緑ケ丘中学校のいろいろな歴史や逸話が残されています。
 当時卒業記念アルバムの中の卒業文集である生徒が書いた文が目に止まりました。以下に原文の一部を抜粋して紹介します。
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   長距離を走ってきて

 僕の中学校での一番の思い出は、特設陸上競技部に所属して長距離を頑張ってきたことです。僕は全国大会に出場することを目標に、毎日の辛い練習に耐えてきたました。長距離は特別に難しい技術などは必要ないと思います。唯一、必要なのは根性だと思います。誰にも負けたくないとか、最後まで走り抜いてやるという気持ちが大切だと思います。
 この緑ケ丘中に来て恵まれていたことは、四百メートルトラックができたことと、陸上専門の先生にご指導を受けたことです。毎日、辛い練習を仲間と共に頑張ってきて、僕は市陸上大会で優勝、県大会で五位入賞し、約三ヶ月で三千メートルの記録が約四十秒ほども縮まったのには自分でも驚いてしまいました。練習するための環境が良かったおかげだと思います。また、全国大会に出場するための最後のチャンスとなった通信陸上大会では、参加標準記録である九分八秒〇を十分の一秒上回って、九分七秒九で走ることができました。この時は、嬉しく涙が止まりませんでした。
 僕は、長距離によって体が鍛えられたと共に、心も鍛えることができました。長距離を走ってきて学んだことは、努力をすれば必ず良い結果につながるということと、最後の最後まで決して諦めてはいけないということです。
 僕は、これからも長距離を続けて、大学で箱根駅伝を走るという僕の夢に向かって、努力をしたいと思います。
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