「文化祭」(平成8年度卒業文集より)
- 公開日
- 2013/05/05
- 更新日
- 2013/05/05
その他
学校に保管されている卒業記念アルバムには、緑ケ丘中学校のいろいろな歴史や逸話が残されています。
当時卒業記念アルバムの中の卒業文集である生徒が書いた文が目に止まりました。以下に原文の一部を抜粋して紹介します。
_________________________________
文化祭
私の長いようで短い3年間は、あっという間に過ぎ去ってしまいました。3年間という月日の中にはいろいろな思い出があります。私にとっては、どれをとっても忘れられない思い出ばかりです。その中でも特に印象に残っているのは、やはり学校生活最後の文化祭だと思います。新しい緑ケ丘中学校での第一回目の文化祭。建てられてから一年経っていない学校で、楽しい思い出の残る文化祭になるのだろうかという大きな不安もあったけれど、やってみようというチャレンジ精神で最後まで頑張ることにしました。文化祭のメインともいえる学級展示では「お祭り」というテーまで、みんな準備などに大忙しでした。私は飾り付けという係に割り当てられ、わたあめの看板、金魚の人形などの製作に当たりました。始まりが遅かった割にはしっかり完成しました。一生懸命頑張ったおかげで、お客さんもいっぱい来てくれて、文化祭前夜の不安が嘘のようでした。また各クラスの出し物だけでなく、文化祭全体もすばらしいものでした。この中学校生活最後の文化祭が私の最高の思い出です。
今思うと、建てられてからまだ一年しか経っていない新設校だったからこそ、あんなに盛大に盛り上げられたのではないでしょうか。少なくとも私はそう思います。私はこの学校の第一期卒業生になれることを嬉しく思います。
_________________________________