学校生活の様子

火災現場のごとく!

公開日
2012/04/17
更新日
2012/04/18

できごと

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避難訓練を実施しました!
16日(月)に実施した避難の想定は、
「巨大地震が発生した直後火災を引き起こし校舎に延焼の恐れがある」というものでした。

地震による落下物から身を守るため、放送の指示に従い机の下に入り地震がおさまるのを待ちました。
続いて、理科室から出火、延焼の恐れがあるため、放送の指示を良く聞いて校庭のバックネット前に避難を開始しました。

今回は、校舎の北側に出ないで、より避難場所に近い南側の出入り口から避難する経路に改良をはかりました。

全員が避難し全クラスの人員が確認でき避難完了まで4分

まずまずの時間でしたが、いくつかの課題について、郡山消防署員の方からご指導をいただきました。
◎ ガスを吸い込まないためのハンカチ等で口や鼻を覆う動作がなかった。
約50mの校舎に有毒ガスが混じった煙が充満するのに約50秒(煙の速度1m/sec)
まだ2階3階の生徒が1階に下りる頃にはすでに煙が充満していることが十分予想されます。有毒ガスを吸い込んだとたん気を失い命の危険にさらされることにもなりかねません。それを予知し回避する備えが必要です。
◎ 最後の避難者が教室や避難口の戸を閉め、空気の供給を断つ動作がなかった。
細長い校舎に空気が供給されるとあたかも煙突のように火の回りが早くなり、被害の拡大を招くことになること。

署員の方の「訓練は火災現場のごとくに」「火災現場では訓練のごとくに」取り組みましょう!という言葉がずっしりと重く心に響きました。

次回は、この経験を生かし「実際の火災現場から避難するごとく」行動できるようにしたいものだと思いました。

最後に鹿島さんが、ご指導いただいたことに感謝の言葉を述べてくれました。

郡山消防署予防係の結城様、阿部様ご指導ありがとうございました。

                      文責 中村