学校生活の様子

生徒に軸足を置いた情報教育!

公開日
2012/02/13
更新日
2012/02/14

できごと

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岐阜聖徳学園大学の 井上志朗 先生をお招きし情報教育研修会を開催しました。

井上先生は、日本の情報教育のリーダーで、現在国内はもとより海外へも講演や研修会のために精力的に活動されておられる先生です。

情報は、「情け(なさけ)」に「報いる(むくいる)」ためにかつようすべきであり、情けが込められない情報は、人を傷つけたり不利益を与えたりする凶器にもなる!

ICTというツール(道具)を使って校務の効率化を図り、生み出した時間を教材研究や生徒と触れ合う教育の本質に迫るために使うべきである!

校長を頂点とするピラミッド型の組織から、ネットワークを駆使してチームワークを活かすネットワーク型組織とし、校長や各主任、養護教諭や主査などにもできる限り校務を分け合いチームとして教育にあたること!

生徒の【良さ】をいろいろな角度からみんなで探し、【みつけた良さ】を高度に整備されたネットワークで共有し、教師も保護者もそれを認め励ますことで、生徒のセルフイメージを高めやる気(モチベーション)を高めていくことの大切さ!…等等

短い時間にたくさんの示唆に富むお話を聞かせていただきました。

さらに、校務支援システムの最新版である『らくらく校務支援システム』のダミー版を使わせていただき、実際に使ってみてどのような場面でどのようにICTを活用していけばよいのかを、ほぼ全職員で研修することができました。

特に、生徒の【よいとこ見つけ】には多くの関心が寄せられ、先生方は真剣に実習されておられました。

ぜひ、3学期中には実際に緑中生の【良いところ】をみんなで【見つけ】共有し、その情報を生徒や保護者の皆様に伝えたいものだと改めて実感いたしました。

井上先生、そしてシステムエンジニアの吉田さん、はるばる岐阜県からいお出いただき、貴重な研修をさせていただき本当にありがとうございました。
井上先生は、明日四国の松山に講演に赴き、3月にはインドネシアにICTの普及のために渡航される予定だそうです。

井上先生は、「仕事」ではなく『私事』と考えれば辛くもない!と笑顔で先生方の研修を導いてくださいましたが、くれぐれも無理をされずお元気でご活躍くださることを心から願いました。

                               文責 中村