令和元年度郡山市中学生長崎派遣事業「2019ナガサキへのメッセージ」
- 公開日
- 2019/11/25
- 更新日
- 2019/11/25
できごと
11月23日(土)に郡山市役所で長崎派遣事業の報告会がありました。
本校からは2年生の面川苺花さんが参加し、8月7日〜10日の4日間の研修について報告をしました。
面川さんの報告書の最後に、「派遣研修に参加して感じたこと」として、以下のように書いています。
私たちは戦争のない時代に生まれた。戦争を体験したことがない分、戦争の恐ろしさをよく分かっていないのかもしれない。しかし、戦争があってはならないということは十分理解しているつもりだ。いつの時代にも争いはあり、平和を主張する国家が増えてきたとはいえ、完全になくなったとはいえない。誰もが苦しまず、笑っていられるような本当の平和な世界を私たちの世代で実現させたい。一人の力では不可能だが、世界中の人々が手を取り合って、助け合い、一つの輪のようになれば、本当の平和な世界を実現させることは可能だ。それは、とても困難なことかもしれない。しかし、今から一歩ずつ確実に前進していけば、きっと近い未来に実現できるはずだ。戦争地帯の人々の顔から苦しみが消え、笑顔が戻る、そんな日がいつか来ることを信じたい。
そして、私自身が長崎派遣を通して、学んできたことをまずは周囲の人々に伝えていくことが大切だと思う。現在、被爆者の平均年齢が82歳を超え、原爆の恐ろしさを経験したことのない年齢層がほとんどを占める。だからこそ、私が「語り手」として、被爆経験者の「生の声」や東日本大震災を経験した者としての「声」そして、原爆の悲惨さを語り継ぎ、平和の実現に向けて貢献していきたい。
素晴らしい発表ができました。