感謝の気持ち
- 公開日
- 2016/01/29
- 更新日
- 2016/01/29
学校から
今日の朝の放送委員による全校放送より…
「みなさん おはようございます。1月29日 金曜日 これから朝の放送を開始します。今日はB案で特別時間割、給油日となっています。
さて、今日で中校舎の工事が終了します。今まで工事をしてくださった作業員の方々に感謝して、新しい校舎を大切に使いましょう。さて、私たちには、もう一人感謝しなければならない方がいます。その方とは、プレハブと南校舎の間の通路で、いつも私たちを温かく見守ってくださった新田さんです。新田さんは、私たちが通ると、あいさつをしてくれるだけではなく、通路の掃除など、私たちの安全をいつも気にかけてくださいました。時には雪だるまを作って私たちを和ませてくれたり、おしゃべりをしたりと楽しい時間を過ごすことができました。しかし、今日で新田さんともお別れです。ぜひ、感謝の気持ちを言葉にして伝えられるといいですね。」 文:放送委員会副委員長 Yさん
子ども達に「感謝の心」「温かい気持ち」が育っています 〜保護者様へ〜
中校舎の耐震補強工事のために、プレハブと南校舎の間に工事用車両が通るための道ができました。新田さんは、子ども達が事故に遭うことのないようにその通路で警備をしてくださった方です。新田さんは、いつも子ども達一人ひとりに温かくあいさつをしてくださり、そして、子ども達も笑顔であいさつをしていました。新田さんは通路での警備だけではなく、子ども達がより安全に通れるように雨の日には通路にたまった水を掻き出し、雪の日には雪かきをしてくださいました。給食の準備時間、配膳ワゴンが通りやすいように段差を解消する板を出し入れしてくださっていたのも新田さんです。そんな新田さんの温かいお人柄を感じとったのか、いつの間に多くの子ども達が新田さんとのちょっとしたお話を楽しむようになっていました。
今週、私は2学年のある生徒から、中校舎そのものの工事の終了に伴い新田さんが次の現場に行かれることを教えられました。そのことを、今週の朝の放送を担当していたYさんに伝えたところ、「金曜日の朝の放送はこれで…」と見せにきてくれたのが、この原稿です。
毎日の生活で、子ども達が新田さんの優しさをしっかり感じとり、感謝の気持ちを大切にしていること、子ども達の温かい気持ちに、私は胸がいっぱいになりました。
2学年通信だより47号より
新田さんは、朝の放送を耳にし、今の仕事をして9年になるけれど初めての体験だと喜んでいました。生徒達から手紙もたくさんもらったようです。