「7月6日」〜今日は何の日?(昼の放送より)
- 公開日
- 2011/07/06
- 更新日
- 2011/07/06
委員会
本校では、毎日昼の放送で、報道委員会が「今日は何の日?」について調べたことを発表しています。
「7月6日」は、「クローン牛のふ双子が生まれた日」です。
1998年のきょうの新聞に、石川県畜産総合センターで「クローン牛の双子」が誕生したことが大きく載りました。
クローンは同じ遺伝子を持つ細胞や個体のことで、生物の細胞から、もとの生物と遺伝的に同じ生物をつくる技術で生み出されます。ほ乳類の体の細胞を使って最初に成功したのは、2年前の1996年に、イギリスで生まれたクローン羊「ドリー」です。それまでは受精卵などから生まれていたため、両親の遺伝子を受け継いでいましたが、この羊「ドリー」は体細胞をとったメスの羊の遺伝子だけを受け継いだ、完全なコピーだったのです。
この技術を実用すれば、優れた性質を持つ家畜をコピーするように大量に増やせます。また、ほ乳類での成功は、人間にもこの技術が使える可能性を示しています。しかし生命を人間の都合のいいように操ることは、本当に正しいのか、これからどのようにこの技術を取り入れていくべきか、真剣に考えていかなければなりません。
勉強になります。