学校生活の様子

県民の皆様へ〜知事メッセージ(6月24日)(福島県のホームページより)

公開日
2011/06/27
更新日
2011/06/27

PTA・地域

 東日本大震災から3か月余りが過ぎましたが、現在も原子力災害が続いています。避難生活を余儀なくされている皆さんを始め県民の皆さんには、大変な御心労、御苦労をおかけしております。
 この間、避難者の受入れなど、御支援をいただいている県内市町村や全国の自治体、団体等の皆さんに心から感謝を申し上げます。
 原子力災害は、今も新たな課題が次々に発生、発覚するなど、未だ収束の兆しは見えませんが、県では、県民の皆さんが一日も早く安心して暮らしていけるよう全力を傾けております。
 特に、ふくしまの将来を担う子どもたちを、放射性物質による影響から守り抜くため、学校や通学路周辺、公園の放射線量を可能な限り低減するなど、あらゆる手段を講じていきます。
 併せて、放射線モニタリングの強化や、長期にわたって県民一人ひとりの健康をしっかりと守る「健康管理調査」を実施します。
 先月21日、日中韓3か国首脳が福島市を訪れ、県産農産物の安全性を世界に向けアピールしていただきました。
 「がんばろう ふくしま!」応援店の登録は千二百店舗を超え、全国各地の卸売会社の皆さんが応援団となって、県産農産物の販売に協力いただいています。
 福島県を応援する輪が全国に拡がっていることは、大変心強い限りです。
 先月の天皇皇后両陛下に引き続き、今月17日、秋篠宮殿下、妃殿下に御来県いただきました。いわき市の避難所で、避難者の皆さんに温かい言葉をおかけになり、子どもたち一人ひとりと握手を交わされていた両殿下のお姿は、私たち県民の心に深く刻み込まれました。
 県では、7月末を目途に本県独自の「復興ビジョン」を策定し、県民の皆さんとともに復興に向けて進んでいきたいと考えております。
 まだまだ解決しなければならない課題はありますが、「がんばろう ふくしま!」を合言葉に、県民の皆さんが一日も早く元どおりの生活ができるよう、全力を尽くします。
 これから暑くなります。皆さん、どうか健康には御留意ください。