「6月24日」〜今日は何の日?(昼の放送より)
- 公開日
- 2011/06/24
- 更新日
- 2011/06/24
委員会
本校では、毎日昼の放送で、報道委員会が「今日は何の日?」について調べたことを発表しています。
「6月24日」は、「壬申(じんしん)の乱が起きた日」です。
大化の改新以来、30年近く新しい政治を行ってきた天智天皇(てんじてんのう)が、671年に亡くなりました。その子の大友皇子(おおとものおうじ)が後を継いで、弘文天皇(こうぶんてんのう)を名乗りました。
しかし、天智天皇の弟の大海人皇子(おおあまのおうじ)は、それを認めず、672年のきょう、吉野(奈良県)で兵を集めて、東国に出発しました。
この壬申の乱は、叔父と甥の激しい戦いでした。大海人皇子は朝廷軍を打ち負かし、敗れた大友皇子は自害して、この乱は終わったのです。
大海人皇子は飛鳥(今の奈良県)に都を移し、そこで即位して、天武天皇(てんむてんのう)となりました。そして、土地や人民をはっきり朝廷の支配のもとにおき、八色(やくさ)の姓(かばね)や浄御原律令(きよみはらりつりょう)を定めるなど、律令国家のもとを築いたのです。
勉強になります。