学校生活の様子

「5月18日」〜今日は何の日?(昼の放送より)

公開日
2011/05/18
更新日
2011/05/18

委員会

 本校では、毎日昼の放送で、報道委員会が「今日は何の日?」について調べたことを発表しています。
 「5月18日」は、五稜郭開城で戊辰戦争が終わった日です。
 1867(慶応3)年、江戸幕府の十五代将軍徳川慶喜は政権を天皇に返し、鎌倉幕府から続いてきた武家政治は終わりました。ところが、徳川家を守ろうとする旧幕府軍は、薩摩藩(いまの鹿児島県)や長州藩(いまの山口県)を中心とする新政府軍と戦います。旧幕府軍は、京都の鳥羽・伏見、東京の上野の戦いで敗れ、旧幕府側の勝海舟と新政府側の西郷隆盛が話し合い、徳川家は小さい藩として残りました。
 旧幕府海軍副総裁の榎本武揚は、軍艦の引き渡しを拒否し、1868年、旧幕府軍の兵を連れて北海道に行き、新政府軍から箱(函)館の五稜郭を奪います。しかし、翌年のきょう、新政府軍の攻撃に降伏し、五稜郭を明け渡しました。これによって新政府軍と旧幕府軍の戦いである戊辰戦争は終わり、新政府は全国を統一することができたのです。五稜郭は北方の警備のために幕府がつくった日本初の洋式建築の城で、いまも城跡が残っています。
 勉強になります。