「1月27日」〜今日は何の日?(昼の放送より)
- 公開日
- 2011/01/27
- 更新日
- 2011/01/27
委員会
本校では、毎日昼の放送で、報道委員会が「今日は何の日?」について調べたことを発表しています。
1945(昭和20)年「1月27日」は、詩人の野口雨情の忌日です。雨情は、東京専門学校(現早稲田大学)に入学し、坪内逍遥に学びますが、1年余りで中退し、詩作を始めました。1905(明治38)年、処女民謡詩集『枯草』を自費出版しました。1907(明治40)年に、三木露風、相馬御風らと共に早稲田詩社を結成しますが、その後しばらく詩作から遠ざかりました。この時期、雨情は北海道に渡って新聞記者となっていました。『小樽日報』に勤めていたときには同僚に石川啄木がおり、交友を結びました。しかし雨情は当時の主筆に対する排斥運動を起こしましたが敗れて退社しました。1919(大正8)年、詩集『都会と田園』により詩壇に復帰し、斎藤佐次郎により創刊された『金の船』より童謡を次々と発表しました。藤井清水や中山晋平や本居長世と組んで多くの名作を残し、北原白秋、西條八十とともに、童謡界の三大詩人と謳われました。
勉強になります。