薬物乱用防止教室を開催しました【6年体育保健領域】
- 公開日
- 2023/12/06
- 更新日
- 2023/12/06
6年生
12月4日(月)5校時、本校学校薬剤師の岩井美季枝先生を講師にお迎えし開催しました。
「薬」は本来、人が持っている自然治癒力を高め、不快な症状を和らげるものですが、使い方を誤ると「乱用」になってしまうことを学びました。
授業の中で「湿布も薬物なの!?」など、大人にとって当たり前のことが意外に理解されていない様子もあり、岩井先生が「病院でもらって飲み残した薬はどうする?」「車に酔ってつらそうな友だちに自分の酔い止め薬をあげてもいい?」「町で知らない人がくれたお菓子、食べるのはどう?」など、日常の具体的な場面をあげ、子どもたちに考えさせながらわかりやすく説明してくださいました。
テレビなどで薬物乱用に関して頻繁に報道され、特に若年層への広がりが大きな社会問題となっています。好奇心だけでなく、不安や悩みを誰にも相談できずに抱え込んでしまうこと、SNSで簡単に誰とでもつながれることが違法薬物に手を出してしまうきっかけとなっています。
子どもたちを守るために、私たち大人が子どもたちの小さな変化に気づく目を養うことや、スマートフォンの使用についても大人が把握することは大切ですね。