学校生活の様子

道徳 〜百点を十回とれば〜

公開日
2018/04/24
更新日
2018/04/24

4学年

先日の授業参観では、お忙しい中、たくさんの保護者の皆様に参観いただきました。どうもありがとうございました。子どもたちも、「家族にいいところを見てもらいたい!」という気持ちが強く、家庭での温かな関係を垣間見ることができました。

さて、今回は道徳を参観していただきました。
本年度から教科になった道徳です。今までの、「生活の記録に○がつく」という通知表の評価とはまた違った評価になったり、教科書ができたりします。
「そんなに大きくは変わらないんでしょ!?」
と思いきや、現場では様々な研修が行われています。

特に、今回の改訂で重視されているのが「主体的・対話的で深い学び」。
簡単に言うと、自己を見つめ、他者の考えを聞きながら、深めていく・・・といった、一方的に教えるのではなく、どの子も自分の経験と関連させながら深めていけるような授業をしていこうということです。

道徳「百点を十回とれば」では、「正直が大切です」と教えるのではなく、「正直が大切なのはわかっているけど、そうなれない時があるね。そういう時は、どうすればよいのだとう。」というように、日常の誰でもモヤモヤする場面を切り取って、十分に葛藤させることで、子どもたちが自分で気づいていく姿を促していくということです。その葛藤の過程に、自分の考えを見つめる場面(主体的)や、友達と意見交換をする場面(対話的)な学びが入るようにしていけるよう、私たちも勉強しています。
なかなか難しいのですが・・・


4年生。反抗期を迎えるお子さんも多いこの時期。
当たり前のことを伝えるだけでは、「わかってるよ!」なんて子どもに言われてしまうこともありますね。

道徳や学級活動での学びを通して、うまく子どもたちの心に働きかけることができるよう、今後も研修に励みたいと思います。